F.project(エフ・プロジェクト)

#02広く開放的なリビング
随所に加えられた彩り
誰もが落ち着く家へ

  • 実施フルリノベーション
  • 所在地大阪府 吹田市
  • 種別マンション
  • 間取り4LDK

大阪府吹田市の築39年のマンションのフルリノベーション。もともと19.1帖の広いLDKは活かしつつ、リビングに隣接した和室の開口を大きく取り、より一体感ある広々とした空間へリフォーム。大容量のリビング収納など、生活における機能性は最大限に考慮しつつ、ナチュラルなテイストで統一させた空間に随所に配置されたアクセントクロス。こだわりの詰まった中古マンション・フルリノベーション案件について伺ってまいりました。

M.FUJIWARA

シニアプランナー

兵庫県生まれ。ハウスメーカー子会社の勤務を経て福屋工務店へ入社。
小さなリフォームからフルリノベーションまで大小さまざまな案件を手掛けている。「自分が住むならどうする?」を常に意識し、生活動線にこだわった住み心地の良い家づくりの提案を心掛けている。

PLANNER

プランナーが
事例を紹介

Case study #02大阪府吹田市 中古マンションフルリノベーション

もし自分が住むのなら?
中古物件にプラスの要素、
居心地の良さと暮らしやすさ。
わたしが住みたいと思える家。

好き嫌いが分かれない、
誰もが落ち着ける家を目指して。

リビング写真

まずは今回のリノベーションの方向性についてお聞かせください。

間取りは大きく変更せず、既存の間取りを活かしたリノベーション物件です。F.projectとしては初期の頃に行ったリノベーション物件で、当時は明確なコンセプトを定めて着手する形ではなかったので、自分が住むなら・・・をベースに「住みやすさ」「機能」「デザイン」を考えていきました。

木目が印象的で優しいテイストですが、全体のコンセプトとなるポイントはどんなところになりますか?

今回は万人受けとはいかないまでも、好き。嫌い。のどちらかに偏らない、誰もが居心地が良く過ごせて、落ち着けると感じられる家を目指しました。 リビングがもともと広い物件だったので、それをそのまま活かしています。広いリビングがさらに広く感じられるように、カーテンにバーチカルを採用したり、隣接する和室のもともとふすまの出入り口をL字コーナー建具に変更して、ひと続き感を出しています。

大きな間取り変更はなかったとのことですが、細かなこだわりポイントや流れについてお伺いさせていただきます。

まず、この物件の中で大きく変えたところはどこになりますか?

一番変えたのはキッチンの位置ですね。この物件で唯一変更しました。
もともと壁付けのキッチンだったのですが、対面式(ペニンシュラ型)に変更しました。キッチンから部屋全体を見渡せるようになっています。
キッチンを変更したとき、配管を通す必要があったので、少し低かったリビングの床全体を上げて、廊下とフラットに出来たのも変わった所の一つですね。

担当として、特にこだわったポイントはどこですか?

クロスと照明にはこだわりました。
今回の物件のクロスと照明は私が全部決めさせていただきましたね。
一番はキッチンの天井です。木目調のクロスがお気に入りポイントです。他にもアクセントクロスを随所に取り入れています。「映え」ではないですが、見る角度で印象が少しずつ違うものになればいいなと思って仕上げていきました。

今回、クロスや照明はどのタイミングで決めたのでしょうか?また、どのような箇所に気を付けて決めていますか?

まず床を決めます。フローリングや今回の和室などですね。
次にその床に合う設備を選んでいきました。天井と壁は同じタイミングで決めるので、クロスはこのタイミングで決めました。照明が一番最後ですね。

結局一番重要なのはリビング。
なぜならそこは家族が集う場所だから。

リビング写真2リビング写真3

木目の色合いがやさしい雰囲気のリビングですがこだわりポイントはどこですか?

もともと広いリビングが特徴的な中古マンションでしたが、全体的にナチュラルなテイストに仕上げています。リビングは家族が集まることが多い場所なので、長い時間過ごせるようにこだわりました。あと、マンションには珍しいリビング収納がありましたので、それも活かしています。

照明は全てこだわってつけられたとのことですが、LDKそれぞれ大小さまざま照明はどんなこだわりポイントがありましたか?

リビングは大きな照明一つですが、ダイニングはテーブルを置くであろう場所を考えて配置しましたね。食べるときは明るい方がいいかなと思いまして。キッチンはやはり手元を明るくすることを心掛けました。レールも埋め込んで照明位置も移動していただけるようにしました。
和室の照明もお気に入りポイントです。

大容量のリビング収納、開けるとアクセントクロスなんですね。

そうですね。アクセントクロスは好き嫌いがわかれがちなので、あえて見えない所にしてみました。実はこのリビング収納は「なくす」「なくさない」の議論があったんです。
最終的にはあえてなくさなかった。リビング収納は、あると何かと便利なので。
クローゼット写真

はじめに少しお話のあった、カーテンじゃないこだわりについてお聞かせください。

このマンションの窓からの景色は比較的ぬけが良くて、外からの視線をあまり気にしなくていいので、カーテンじゃなくてバーチカルにしました。住んでいて、すっきりした印象になるかなと思いまして。実は和室もカーテンじゃなくてロールスクリーンにしています。

キッチンは作業のしやすさを重視しつつ、
デザインを統一したかった。

キッチン写真

これまでも色々こだわりが見え隠れしていたキッチンについて伺わせてください。

くつろぐ場所であるリビングと違って、キッチンは作業する場所なので、レイアウトや広さ、明るさなどにはこだわっています。あとはデザインも統一感をだすために、建具もセレクトしました。

キッチンの間取りを壁付けから対面式に変更した意図は何ですか?

使い勝手ですね。壁付けは動線的に不便なんです。収納も限られているし、移動する歩数も多くなってしまう。たまに使う程度だったらいいんですが、料理はほぼ毎日する方が多いと思うので、少しでも生活動線は便利な方がいいので変えました。 対面式は動きやすくて作業しやすいですし、リビング全体を見渡せるので。

キッチンの天井が木目って珍しいですよね。

そうですね。今回の物件では決めていました。
キッチンと、和室も天井は木目にしてもらいました。あったかい印象にしたかったんです。

その他にキッチンのこだわりはありますか?

カップボードも必須で入れました。
家具はお客様が購入されるケースが多いとは思うんですが、そうすると既製品を買ってこないといけないんですが、それが嫌だったんです。
まずデザインですが、せっかくなので統一感を出したかった。木目と白のコントラストや木目の色味も含めて。 もう一つ、マンションのキッチンあるあるなんですが、ゴミ箱を置く最適なスペースがないんです。だから、ゴミ箱を置くスペースがあいているカップボードを選びました。
奥に冷蔵庫がおけるよう、サイズ感も考慮しています。
カップボード写真

あえて壁を取ったリビング横の和室。
でも、あえて区切りは残したかった。

和室写真和室写真2

リビングとつづくようにしてある和室は、居住用マンションでは珍しいのではないでしょうか。

もともとは壁もあって、リビングとは段差もあって、出入り口はふすまだったんです。でもリビングの床が上がって、和室と床の高さがフラットになったので、せっかくだからと壁を取り払って広く開けられるようにしています。

扉を全開にするとリビングと一体感がでますが、閉めると個室として十分な広さがありますね。

そうですね。和室は区切りたかったんです。
壁をなくて入口の圧迫感は解消させたのですが、しっかりと区切れるようにもしたかったのでこの形になりました。
区切りたかった理由ですが、たとえばお子様がリビングで遊んでそのままお昼寝をしたり、ご両親や家族、お友達が泊まりに来た時にここで布団を引いて寝てもらったり。そうなると区切りが必要になると思いまして。本当は押し入れも欲しかったんですが、スペース的に難しかったです。 和室3

畳は琉球畳にしていますが元からでしょうか?

いえ、違います。もともとは普通の和室だったんですが、今の時代に見た目も使い勝手も良いように変えました。琉球畳はデザイン面で必須でしたね。

トーンは各部屋の利用シーンに合わせて選択。
家全体の統一感とバランスを重視。

洋室の写真1洋室の写真2

それぞれのお部屋は白ですっきりしていて、トイレや洗面場はすこし落ち着いたトーンになっていますがどのようなこだわりがあるのでしょう。

今回もそうですが、必ず全体のバランスを考えるようにしています。
全部の部屋にアクセントがあるとしんどいと思うので、要所要所にアクセントを持ってくることを重視しています。

洋室は壁全面を白で統一していてすっきりしていますね。

他の部屋で木目やアクセントを入れていたので、洋室はあえて全部白にしました。
どの部屋もアクセントがあるとしんどいかなと思ったのと、子ども部屋や寝室に使われるので、それぞれ自分の好みを出していただければと思って、シンプルにしました。

トイレや洗濯する場所の壁紙も1面だけ柄を変えてアクセントにしていますね。

トイレや洗面・脱衣スペースは少しベースのトーンを落としているんです。
その中に白ベースのアクセントクロスを入れました。
洗面・脱衣スペースは扉を開けた正面にタイル風のクロスを梁下から貼ってもらいました。一番目立つ壁をアクセントにしたのですが、梁に貼ってしまうとごちゃごちゃしてしまうので、梁下から貼っています。

最後に、今回の物件の完成後のみなさんのリアクションはいかがですか?

ありがたいことに、見学会は好調でした。
こんなリフォームにしてほしいなどのお客様のお声もうれしかったですし、営業担当の反応も良かったです。
この物件は自分なりのこだわりを詰め込ませていただきました。

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大阪府吹田市のマンション
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